こんにちはブクメガです!!
今日も本の解説を行っていきたいと思います!!
早速ですが、皆さん・・・・・
最近イライラしたり、集中力が無くなったなって思うことありませんか?
私はすごくそれを実感していました(笑)
なんと、大好きなはずの読書が全然出来なくなっていたからです。
本が読めないなんて困る!!
そんな状態から回復した、メソッドがめちゃくちゃ書かれている本がこの本
「スマホ脳 アンデシュ・ハンセン (訳 久山 葉子) 新潮新書」です
ハンセンさんは現役の精神科医です。
精神医学、脳科学の観点から様々な研究結果を紹介してくれています。
そんな、難しい内容わからないよという方のために出来るだけわかりやすく要約します。
今回は3部構成で、今回と次回の記事ではスマホが人体に与える影響を、その次に対処方法を書いていきます。
スマホが与える脳への影響
1 集中力がなくなる
2 情報が記憶に入らなくなる
3 眠れなくなる
4 孤独感を感じたり、うつ状態になりやすくなる
5 子供の知能が下がる
1 集中力がなくなる
行動を起こすことに重要な働きをしている物質として神経伝達物質のドーパミンという物質があります。
これは、ギャンブルなど報酬を得られる物を目にすると出る物質ですが、現代ではスマホがその対象となっています。
SNSを見たら自分の記事にいいねがあるのではないか、youtubeで面白い動画があるのではないかと考えることなど、スマホには報酬系を刺激することが沢山あります。
そのため、現代人はスマホの電源をOFFして、持つだけでもスマホのことが気になり、集中力がなくなるのです。OFFにしてもなくなるので、電源がついていればさらに集中できない状態となってしまいます。
2 情報が記憶に入らなくなる。
人間の脳はカロリーの消費が多く、成人で約2割のカロリーを消費していると言われます。
そのため、脳は省エネが大好きで、必要のないものと判断すると記憶をしようとしなくなります。
ある実験では、美術館の写真をとったグループは写真を取らなかったグループに対して、美術館に飾られている作品を覚えていなかったという結果を出しています。
スマホの使いすぎは、記憶力の低下も引き起こすことが言われています。
3 眠れなくなる
人間の睡眠は脳にある松果体という部分から出る、メラトニンという物質が関係しています。
メラトニンの分泌量は昼間には少なく、夜にかけて徐々に出る量が増えていき、人は眠気を感じるのです。
メラトニンは睡眠にとってめちゃくちゃ大事なんですが、それをぶっ壊すものがあります。
それはスマホの画面から発せられるブルーライトです。
ブルーライトは元々、晴れわたった青空から発せられていたものであるため、これを見ると人間の脳は昼間だと思い、メラトニンを出す量を減らしてしまうのです。
そのため、夜になってもメラトニンの量が増えず、不眠となってしまうのです。
まとめ
今回の記事ではスマホが与える影響として集中力がなくなる、記憶力が悪くなる、眠れなくなるについて解説しました。
次回の記事ではさらに深刻な影響である、精神的な影響や子供に対する影響について書きます。
ここまで読んで不安になった方!!大丈夫です。最後にスマホの害に対する対処方法について解説します。
ぜひ、次回の記事も楽しみにして下さい。
今日の記事も皆さんの役に立ててもらえたら嬉しいです。今日もありがとうございました。
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